毒草 |
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毒草 |
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母の日には花を贈りましょう |
毒 草自然の中には恐ろしい毒草があるものです。 植物研究家の植松 黎(れい)氏の書かれた本「毒草食べてみた」の中で、いくつかの毒草が紹介されています。 毒草の名前と成分などを列挙してみます。身近な植物もたくさんあります。注意しましょう。 |
![]() イチイ |
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毒草の紹介
ドクウツギ (毒空木) |
成分 コリアミルチン ツチン 実の部分 食べると激しいけいれんを起こす。神経毒 | |
バイケイソウ (梅尅吹j |
ジェルピン ヴェラトミン サイクロパミン オオバギボウシと間違える。神経毒 胎児の奇形 脳障害 | |
キョウチクトウ (夾竹桃) |
オレアンドリン アディネリン 高速道路の沿道に植えられる。 大気汚染に強い植物として利用される。致死量体重1kgあたり0.3ミリグラム(青酸カリより猛毒) | |
トリカブト (鳥兜) |
アコニチン メサコニチン ヒパコニチン 100gの根なら150人分の致死量。 | |
フクジュソウ (福寿草) |
アセポトキシン 飲んだりすると心臓毒により死に至る。 | ![]() |
キナ (規那) |
キニーネ マラリアの特効薬 | |
バッカク (麦角) |
エルゴタミン エルゴトキシン エルゴクリスチン バッカク菌がライ麦にとりつく。LSDの原料 壊疽(えそ)を発症する。 | |
シキミ (樒) |
アニサチン 種にけいれん性の神経毒 | |
ドクゼリ (毒芹) |
シクトキシン 誤食誤飲するとけいれん性神経毒 致死量 羊57グラム | ![]() |
アサ (麻) |
テトラヒドロカンナビノール 麻薬 | |
スイートピー (麝香豌豆) |
グルタミール アミノプロピオニトリル 食べると骨に異常を来す、頸椎麻痺、脚が麻痺して膝が曲がらなくなる。 | |
ヒガンバナ (彼岸花) |
(死人花、地獄花、曼珠沙華、リコリス) リコリン 球根に毒 誤食するとおう吐、胃痛。 | |
スズラン (鈴蘭) |
コンバラトキシン コンバロサイド コンバラトキソール 花を生けた花瓶の水でも飲むと死ぬ。 | |
タバコ (煙草) |
ニコチン 致死量 体重1kg当たり50〜60ミリグラム | ![]() |
コカ (古加) |
コカイン 麻薬 コカコーラ(最初のコカコーラの原料 今のコカコーラには全く含まれない) | |
ジギタリス (きつねの手袋) |
ジギトキシン ジギタリン 心臓に強い作用あり。 | ![]() |
イヌサフラン | コルヒチン 痛風になくてはならない毒草 コルヒチンは、白血球が尿酸塩を食べるのをやめさせる作用があり、痛みは劇的に治まる。一方、副作用も強い。 | ![]() |
インドジャボク (印度蛇木) |
レセルピン アジマリン 狂気を鎮める薬として3000年前から印度に伝わっている。 | |
マチン (馬銭) |
ストリキニーネ ブルシン 致死量 1kg当たり0.3ミリグラム | |
ストロファンツス | ストロファンチン ウワバイン 矢毒に使う | |
イラクサ (棘草) |
アセチルコリン ヒスタミン セロトニン ヒスタミンはアレルギー反応 これらは神経伝達化学物質 | ![]() |
ケシ (芥子(罌粟) |
モルヒネ コデイン パパベリン アヘンの原料 モルヒネを含むのは芥子だけ。アヘンがとれる芥子の種はソムニフェルム種とセチゲルムの2種類。 | ![]() |
クサノオウ (白屈菜) |
ケリドニン プロトピン ベルベリン 21種のアルカロイドを含む | |
スイセン (水仙) |
リコロン 口にすると吐き気、葉や花を切ったときの汁にさわるとじんましんのような皮膚炎(フササギスイセン) | ![]() |
オドギリソウ (小連翹) |
(弟切草) ヒペリシン 食べるとヒペリシンが紫外線に感光し皮膚に炎症を起こす。 | |
アセビ (馬酔木) |
アセボトキシン 馬が食べるとアセビの毒で酔ったようにふらふらする。呼吸中枢を麻痺させるアルカロイド。 | |
マンドレーク | スコポラミン ヒヨスチアミン アトロピン LSDのように視覚や聴覚を拡張し見えないものが見えたり、聞こえないものが聞こえたりする。 | |
ベラドンナ (別刺敦那) |
ヒヨスチアミン アトロピン スコポラミン 幻覚を引き起こす。 | |
アイリス (花菖蒲) |
イリジェニン イリジン アイリスの根をかじると、野生種、栽培種を問わずほんの一かみで喉がひりひりし、やがて焼け付くような痛みに襲われる。 | ![]() |
イチイ (一位(櫟) |
タキシン タキソール 実の部分以外の種、葉、枝に毒あり。 | ![]() |
ポインセチア (猩々木) |
フォルボール 茎や葉から出る白いつゆが皮膚に付くと炎症や水ぶくれを起こす。また、発ガン促進をする。 | |
クリスマスローズ (黒児波) |
ヘレブリン 根に心臓毒、皮膚や粘膜に炎症を起こす。 | |
マオウ (麻黄) |
エフェドリン 覚醒剤ヒロポンの原料 | |
チョウセンアサガオ (曼陀羅華) |
ヒヨスチアミン スコポラミン アトロピン 神経作用で幻覚、錯乱状態になる。花岡清州の妻はこれで全身麻酔の実験台になり失明した。 | ![]() |
ペヨーテ (鳥羽玉) |
(サボテンの一種) メスカリン 食べたり、お茶にして飲むと幻覚を起こす。 | |
ドクニンジン (毒人参) |
コニイン ソクラテスの処刑がドクニンジンの汁を飲んだこと。 | |
ニガヨモギ (苦蓬) |
ツーヨン アブサン酒の原料 神経系に作用 | |
エゴノキ (野茉莉) |
エゴサポニン 魚を捕るときに使う毒(魚を一時的に麻痺させる。) |