花とウオーキングの楽しみ




セイタカアワダチソウとオオアワダチソウ



どちらもキク科アキノキリンソウ属です。

北海道の沿道では8月くらいから普通に見られます。


セイタカアワダチソウ



その名の通り背が高いです。

250cmにもなります。


黄色の穂が、垂れずに立っている感じがします。

とんがり帽子のようです。


数年前、この花は花粉症の原因とされ嫌われましたが、実はこの説は最近では誤りだったとされています。
セイタカアワダチソウにとっては、なんとも不運だったことになります。


あらぬ濡れ衣を着せられて、せっかくの美しい花も嫌われる。うわさとはなかなか消えないものです。


なお、セイタカアワダチソウは、アレロパシーという「植物の発芽を抑制する物質」を分泌することで有名になりました。

そこで、セイタカアワダチソウの群落には他の植物が入り込みづらいのですが、中には共存している植物もあるようです。

葉は、表面がざらつく感じがします。



オオアワダチソウ




セイタカアワダチソウよりも背が低い。人の腰ほどの高さが普通です。
150cmくらい。
穂がぴんと立たないで寝ていたり、稲の穂のように垂れていたりします。
茎は無毛で白っぽい感じです。
葉も無毛でざらつかない感じです。
花序はまばらです。
穂の部分は比較的大きいのが特徴です。


花の部分を大きくしました。










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