「花」は、「漢字源」とか「国語辞典」によりますと次のように記されております。 |

水芭蕉 |
花 |
常読=カ/はな 意読=はな/あや |
名付け=はな/はる/みち/もと
意味=
?(名詞)はな。 植物の花。 花やかで姿を変えやすいはな。単に花といえば中国では牡丹(ぼたん)をさすことがある。
?(名詞)はな。はなのようにきれいなもの。また、花の形に似たもの。「浪花(波がしら)、火花(カカ)」
?(名詞)あや。 様々な色や形の混じった模様。「花紋」「天花(全身にあざ模様のできる天然痘(てんねんとう)」
?(形容)派手なさま。模様風の。 |
国語辞典では=
? はな。特に桜の花のこと。
? はな。 さかり、美しく派手なもの。「今が花だ」「社交界の花」「花形」
? はな。 芸者や芸人に与える祝儀。「花代」
? はな。「花札」の略。 |
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解字= 「化(カ)」は、立った人が座った姿に変化したことを表す会意文字。これに草冠の「艸」(植物)が加わったもの。つぼみが開き、咲いて散るというように、姿を著しくかえる植物の部分。 |
「英」(エイ、ハナブサ) |
中心がくぼんではなぶさがふくらんだ形をした花のこと。 |
「栄」(エイ) |
木の外側全体を囲むようにして咲く花のこと。 |
花を含んだ難読語 |
花鶏(あとり) 花井(けい) 花見(けみ) 花水流(はなずる) 花崗町(みかげちょう) 花巌(はなざかり) 花車尾(だしお) |
花鶏(あとり) |
スズメ目アトリ科の鳥 秋・冬の頃大群をなして日本に渡る。 |
「花井」(ケイ) |
三重県の南端、熊野川の支流・北山川沿いの地名(現熊野市紀和町) |
花見(ケミ) |
長野県大町市唐花見湿原( カラケミシツゲン)、人名にも花見(ケミ)とある。 |
花水流(ハナヅル |
宮崎県 東臼杵郡 美郷町 花水流(はなづる) |
花崗町(みかげちょう) |
愛知県岡崎市花崗町 |