ヒマワリ・向日葵は太陽 |
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ヒマワリ・向日葵 |
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母の日には花を贈りましょう |
ヒマワリ・向日葵「あなたはすばらしい」夏になるとあちこちにヒマワリが目立ち出す。 我が家にも毎年ヒマワリが数本植えられる。背の高いものがあったり、背の低いのがあったり、花が大きいのや小さいの、枝分かれしてたくさんの花をつけるものや、色が白っぽいのやら赤いのまで様々な種類がある。 それらのうち毎年代わる代わる別の種類のものを数本植えるのだ。なんと、ヒマワリの種類は100種類を軽く超すらしい。 ヒマワリは向日葵と書くが、お日様に向かって花の顔を向けるのだろうか。そうすると、朝日が出て夕日が沈むまで向日葵は顔を180度くらい回すことになりそうだが、どうもそうでもないようだ。 枝分かれしていくつもの花をつける向日葵は、それぞれみんな別の方角を向いているようだ。茎の先端に一つだけ花をつけるフランスの品種は、たくさん植えるとみんな同じ方向に顔を向けている。 ![]() 広大なヒマワリ畑の横を通る道路を走ると、全てのヒマワリがいっせいにこちらをみて歓迎してくれたり、見送ってくれたりする光景に しばしば出会って、驚くことがある。でも、太陽は別の方角に輝いていることが多いのだ。私たちが勝手にヒマワリが太陽の方を向いていると思いこんでいるらしい。 実は、ヒマワリたちは東を向いているのだ。それは、植物そのものが光なしでは過ごされず、光を追い求めて茎を伸ばしていく性質と関係がありそうだ。 ヒマワリはかってインカ帝国のシンボルであった。黄金の神殿に黄金のヒマワリが掲げられていたそうだ。 ヒマワリは別名をサンフラワーという。花言葉は「長い恋から結婚」とか、「あなたは素晴らしい」とかがある。 花言葉は国によっても、その地方によっても、時代によっても変わるものであり全てに通用するものではないが、人の心と心をつなぐ手段として人々に用いられているようだ。 ヒマワリは、その堂々とした姿とその大きな花と色、ぐんぐん成長するたくましさなどから「あなたは素晴らしい」というのは、とてもふさわしい花言葉といえそうだ。 でも、「長い恋からの結婚」とは、どんなエピソードが隠されているのであろうか。 ギリシャ神話では、太陽の神アポロに愛された水の妖精クリュウティエが、やがてアポロに捨てられてしまう。そのときからクリュティエは九日九夜、冷たい地面に座ったままで何も食べずにアポロを見つめて過ごした。いつの間にかクリュティエはその場で根を生やし、ひまわりとなり、アポロを見つめ続けた。という。このことから「長い恋」を連想したのであろうか。 また、「偽りの富」という花言葉もある。昔スペインの植物学者たちがひまわりの栽培技術を競い合い、ついには嘘偽りのほら合戦になったと言う。 ヒマワリは観賞用としても人気が高い。ラベンダーで有名な北海道富良野などの他、北竜町では「ひまわりの里北竜町」と銘打って、ヒマワリを全町で栽培し、名を上げている。 ここでは、100万本のヒマワリ畑があり、巨大迷路も造られて旅行客を楽しませてくれる。また、世界各国のヒマワリが植えられ様々な種類を鑑賞することが出来るのだ。 また、北海道千歳市幌加にも大きなヒマワリ畑があり、巨大迷路を造っている。空から眺めると日本ハムファイターズのマスコットが描かれている。(平成19年)。 この迷路は毎年変わるようなので翌年は何が描かれるか楽しみでもある。空からの眺めは新千歳空港にも近く、飛び立つ飛行機の窓からも見えるであろう。
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