葬式・葬儀花・献花 |
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母の日には花を贈りましょう |
お葬式に飾る葬儀花、死者に捧げる献花お葬式には必ず花が飾られます。そして献花をし、遺体を沢山の花びらで包みます。 人間はいつ頃から花を遺体の傍に飾るようになったのでしょうか? アメリカの考古学者ラルフ・ソレッキは、イラクの洞窟で6万年前のネアンデルタール人の遺体を見つけましたが、その傍に大量の花粉を発見し採集しました。花の咲くはずがない洞窟の中で大量の花粉が見つかったのは、遺体に花が捧げられていたと確信したのです。花粉は、ヤグルマギク、シオン、ムスカリなどでした。 また、日本でも一万年以上前からの遺体のぞばに花粉が発見されています。 このように見ると花と人間は、その始まりから切っても切れない関係にあるようです。 そして、生まれてから死ぬまで花とともにあるのでしょう。 現在のお葬式でも必ず花が飾られます。 日本のお葬式ではキクが飾られるのが普通です。 菊は、一年中調達しやすく安価です。畑や庭でも普通に植えられています。
日本の葬儀では色の花(派手な色の花)は避けられる傾向にあります。悲しみが満ちている葬儀にあまり派手な花が主役では、厳かさが薄れてしまうと言った気持ちがあるのかもしれません。そこで白い花が主役になりました。 しかも祭壇等を飾るために大量にかつ突然に必要となります。白い花を、大量に・急遽調達できる・しかも安価に、長持ちする花を、これらの条件を満たしたのが「菊」と言うわけだそうです。 また、古来から高貴な花として日本人に慕われてきたところからも、しっくりする、からでしょう。しかし、元は中国原産ですが。 キクには、香りに涼血・解毒作用があるため、血液をサラサラにし、のぼせを鎮める働きがありますので、仏様はもとより故人を偲ぶ側にも安らぎを与えてくれるらしいです。 意外ですが、フランスでも菊はお供えに使われるそうです。 仏式のお葬式では、和花と洋花をミックスして用いられています。 キリスト教のお葬式でも、花を使います。 献花によく用いられる花は菊やカーネーションです。 キリスト教式による通夜や葬儀では献花が行われます。 このしきたりは本来、キリスト教の儀礼にはありませんでしたが、いわば仏式の焼香に代わるものとして祭壇の前に1人1人が花をささげるという行為が生まれました。 献花によく用いられる花は菊やカーネーションです。
?式でも玉串を使います。 神事で行う「玉串奉奠」は、仏式の焼香にあたるものといってよいでしょう。玉串とは榊の小枝に紙垂(しで)をつけたものです。 玉串奉奠(たまぐしほうてん)とは、玉串に自分の心をのせ、神にささげるという意味がこめられています。 ページトップヘ |
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